結婚式で欠かせない『お花』

花嫁が持つブーケや新郎の胸に挿すブートニア、会場を華やかにする会場装花。

結婚式に出席したことがあるけど、会場のどこにお花が飾られてたのか記憶があいまいという人も多いのではないでしょうか。

そこで、お花を飾るべきポイントと節約するべきポイントを、元ウェディングプランナーの管理人がピックアップしました^^

会場装花は式場提携のフラワーショップ 打ち合わせはプランナー

ウェディングプランナー

会場装花は誰と打ち合わせするのでしょう?

実は打ち合わせは担当ウェディングプランナーとすることがほとんどです。(式場によって違うケースもあり)

2人の希望をウェディングプランナーと話し合い、ウェディングプランナーから式場提携のフラワーショップへと伝わります。

ワンポイントアドバイス

会場装花の打ち合わせは、結婚準備の後半になります。
それまでに2人の会場イメージを固めておくようにしましょう!

また「可愛い感じ」「かっこいい感じ」とイメージを伝えるのではなく、インスタグラムやウェディング雑誌などで必ず写真を見せるようにしましょう!

これを怠ると「こんなイメージじゃなかった!」という不満がでてきます。

会場装花はお値段も高めなので、イメージを曖昧にしないのがコツです!

結婚式でお花を飾る場所はどこ?

結婚式でお花を飾る場所を一挙にご紹介します!

この中で「これは節約してもOK!」という場所もあわせて記載したので参考にしてください。

  • メイン装花(高砂)
  • ゲストテーブル装花
  • チャペルベンチフラワー ※節約ポイント
  • ウェディングケーキ装花 ※節約ポイント
  • ウェルカムボード装花
  • キャンドル装花

 

メイン装花(高砂)

披露宴

絶対に必要な場所と言えば、メイン装花。

ここはしっかりとお金をかけるようにしましょう!
妥協も禁物です。

ゲストが会場に入ったときの印象が決まる場所でもあり、写真にも一番写る場所だからです。

ワンポイントアドバイス

お花は多くなれば華やかになりますが、思いのほか高価なので要注意です。

特に季節外れの花は値段が高くなってしまうので、できるだけ旬のお花を使うようにしましょう。

私の披露宴では「紅葉(もみじ)」を使いたかったのですが、市場になく、造花を使いました。
どうしてもこだわりたい時は”造花”も手です。

昔と違い、造花のクオリティも高くなってきました。
本物のお花に混ざっても造花だと気付くことは、ほぼありません。

 

ゲストテーブル装花

 

披露宴会場

ゲストテーブルを華やかにするゲストテーブル装花。

ここも節約NGです。

お友達の披露宴に出席したとき、「ここ、節約したな~」とすぐにわかってしまいました。
もしお花を少なく減らすなら、花びらを散らしたりするなど、工夫が必須です。

また、披露宴がお開きになったあとテーブル装花をゲストに持っ帰ってもらう式場もあります。

節約しすぎには注意しましょう。

 

チャペルベンチフラワー ※節約ポイント

チャペル バージンロード

参列者が座るベンチを華やかにするベンチフラワー。

バージンロードを装飾することにもなります。

挙式料金に含まれている式場と含まれていない式場があります。
担当ウェディングプランナーに確認するようにしましょう。

チャペルベンチフラワーは、あった方が華やかになることは間違いありません。

しかし『チャペル自体がとても華やか』『綺麗なステンドグラスがある』など、チャペル自体がとてもきれいな式場も実際にあります。

そんな場所で挙式をする場合、ベンチフラワーは節約してもOK!

打ち合わせで式場を訪れたときに、もう一度チャペルや教会を見に行って、ベンチフラワーがない状態をチェックするのもオススメです。

 

ウェディングケーキ装花 ※節約ポイント

ウェディングケーキ

ウェディングケーキの周りに装飾するウェディングケーキ装花。

最近はウェディングケーキを自分たちの好みにアレンジする人がほとんど!

大好きなディズニーキャラクターやディズニープリンセスをモチーフにしたウェディングケーキや、お互いの趣味をモチーフにしたウェディングケーキなどです。

もちろん、ウェディングケーキに装花したほうが華やかにはなりますが、たとえ装花がなかったからと言ってゲストに「節約したんだね~」と気づかれる心配はなし!!

私の働いていた結婚式場ではウェディングケーキの装花はしないことがほとんどでした。

装花代を節約したい! と思ったときの節約ポイントです^^

 

ウェルカムボード装花

ゲストを迎えるウェルカムボード。

お支度が忙しい新郎新婦に代わり、ゲストに「ようこそ!」と伝えてくれる役割をするのがウェルカムボードです。

華やかなウェルカムボードなら装花は要りませんが、似顔絵ウェルカムボードや、手作りのウェルカムボードなど、華やかさにかけるな~という場合は、装花をするのをおすすめします!

私の結婚式失敗談! とてつもなく寂しいウェルカムボードに!

ウェルカムボードに装花をした方がいいと知らなかった私。

装花のないウェルカムボードを飾ってみると、とてつもなく寂しいことに!

しかし、気づいたのは挙式当日。
ウェルカムボードにお花を飾ってもらうときは、注文しないとだめなんだ! と初めて知りました。

「花を飾ってもらえばよかった!」と本当に後悔!

せっかく用意したウェルカムボード、とても味気なくてがっかり・・・

プレ花嫁に一番知っておいて欲しいポイントです!!

 

キャンドル装花 ※キャンドルの種類による

キャンドルサービス

キャンドルサービスのメインキャンドルを彩るキャンドル装花。

これは節約できるかどうかは、キャンドルの種類によります。

私の結婚式で使ったキャンドルは、メインキャンドルが小ぶりだったため、お花で華やかにしました。

会場の装花と合わせてデザインしてもらうとGOOD!

逆に、メインキャンドルが大きいものや、すでに装飾がほどこされている場合は、装花は不要!

どんなキャンドルにするのか、またはどんなキャンドルサービスができるのかをウェディングプランナーに相談しましょう。

実際に見せてもらうのも手です。

 

全てに装花するのではなく、賢く選択して ”できるプレ花嫁”になろう!

ウェディングプランナー ポイント色んなウェディング写真を見ていると、装花で華やかにいろどられている会場は憧れです。

しかし、式場のウェブサイトや雑誌に載せている写真は、お客様に良く見せるために作られているもの。

実際の結婚披露宴では写真のようにゴージャスでないと思ってもらって大丈夫^^

意外と値段の高い花は、全てに装花していると知らないうちに予算オーバーになりかねません!

『節約するべきポイント』をしっかり押さえて、賢いプレ花嫁を目指しましょう!

あなたのウェディングがとっても素敵なものになりますように♡

 

 

The following two tabs change content below.

HappY

口コミNo1の結婚式場で働いていた元ウェディングプランナーです。 ウェディングドレスショップで働いたこともあり、100件を超える結婚シーンに立ち会ってきました。妊娠・出産のため退職しましたが、現在はプランナー経験を活かせるサイトを運営して、皆様の思い出に残る結婚式演出の提案をしています。 私自身が自分の結婚式で妥協して後悔した経験がありまして、その分を次の人へアドバイスしたいという想いで情報提供しています。