結婚式で一番の感動シーンでもある『花嫁の手紙』

「どんな風に書けばいいの?」
「いざ書こうと思うと、筆が進まない」

そんな悩みを抱えているプレ花嫁もいることでしょう。

そこで、元ウェディングプランナーの管理人HappY(ハッピー)が、花嫁の手紙の書き方を伝授します^^

記事の一番最後には、とても重要なことも書いているので、最後までじっくり読んでもらえると嬉しいです。

花嫁の手紙は「感謝を伝えること」が一番のキーワード!

小腹を満たしてもらうアイデア

花嫁の手紙は、お嫁に行く新婦が感謝を込めて両親に手紙を読むようになりました。

昔ほど「嫁ぐ」という感覚がなくなった現代ですが、結婚式のその日まで大切に育ててもらったという気持ちを忘れてはいけません。

「感謝を伝える」と言っても、どんな風に伝えればいいの? と戸惑う人も多いですよね。

では具体的にどのように書けばいいのかをお話ししたいと思います。

エピソードを盛り込むことで、自分が何を学んだかを伝える

新婦の手紙 感動

「ありがとう」という言葉を並べただけでは、なかなか感謝の気持ちは伝わりません。

そこで入れて欲しいのは

『エピソード』

です。

家族のとの思い出だけではなく、何気ない日常の中にもエピソードはたくさんあります。

  • お父さん、お母さんの尊敬できるところ
  • 励ましてもらったこと
  • ほめてもらったこと
  • 怒られたこと
  • ケンカしたこと
  • 自分が生まれた時のこと
  • 愛情を感じたこと

今までお父さん、お母さんと過ごしてきた中で、いろんな思い出があると思います。

それをエピソードと共に紹介し、その時、自分がどんな風に感じたのかを書いていきましょう。

 

私のエピソード紹介

披露宴 両親へのプレゼント

ちなみに、私の花嫁の手紙で読んだエピソードを紹介しますね^^

私は3姉妹の末っ子で、とにかく甘えん坊でした。
夜中に目が覚めて、怖くて怖くて眠れなくなることが度々あったのです。

そんなとき、お父さんとお母さんの部屋に「怖くて眠れない!」とよく駆け込んで行きました。

お父さんとお母さんが「お父さんとお母さんの間においで」と場所を空けてくれ、2人のぬくもりで温まったベッドで寝るのが大好きでした。

なんてことない日常ですが、私にとってそれが両親の愛を感じる特別な日だったので、花嫁の手紙として読みました^^

 

手紙の導入→エピソード→結びの挨拶 を意識する

メッセージを入れれるキャンドル

手紙の書き始めを『導入』と言い、すぐにエピソードに入らないよう注意しましょう。

まずは

「お父さん、お母さん。28年間、大切に育ててくれてありがとう。今日この場をおかりして、感謝の気持ちを伝えたいと思います」

という導入文章を書きます。

両親への呼びかけという意識です。

ワンポイントアドバイス

手紙を読むとき「お父さん、お母さん」と呼びかけるようにしましょう。

恥ずかしい気持ちもあると思いますが「お父さん、お母さん」という呼びかけは『手紙を読む』というよりは、両親の顔を見ながら話しかけるように言うのがGOOD!!

ここだけはしっかりと両親の顔を見るようにしてくださいね^^

 

花嫁の手紙は何分くらい? 平均時間を知っておこう!

披露宴会場

長すぎると間延びしてしまう花嫁の手紙。

いろんな気持ちが湧きあがって、あれもこれもと書きたくなりますが、2~3分程度になるように調整しましょう。

エピソードは1個~2個盛り込むと、ちょうどいい長さになります。

 

結びの挨拶では、新郎の両親にメッセージすることを忘れずに

両親への手紙

花嫁の手紙を読んでいるとき、新婦の両親だけではなく、新郎の両親も立って聞くケースがほとんど。(結婚式場によって違う場合もあり)

自分の両親だけではなく、新郎の両親にもメッセージすることを忘れないようにしましょう。

 

新郎の両親へのメッセージは、手紙の結びでするのがスムーズです。

新郎の両親へのメッセージ例

「俊平さんのお父様、お母様。私をあたたかく迎えてくださり本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします」

 

あえて方言を使ってもいい!

wedding cake

かしこまった書き方になってしまう花嫁の手紙。

自分らしく読みたい場合は「あえて方言で書く」のもポイントです^^

「ほんまに、ありがとう」

「すごく嬉しかったんよ」

など、話しかけるようにしたいポイントに使うようにしましょう!

 

とにかく一番大事なことは? ゆっくり読む! これだけ!

ブライズルーム演出

いろいろとポイントを書いてきましたが、私が一番大切だと思うのは

「ゆっくり読む!」

これだけです!!!

 

花嫁以外の人は、耳で聞かなくてはいけません。

早口になったり、声が小さいと「何を言ってるのかわからない」というモヤモヤで、なんとも言えないがっかりな気持ちになります。

結婚式の1週間前には、ゆっくり大きな声で読む練習を必ずするようにしてくださいね^^

 

花嫁の手紙 ポイントまとめ

ウェディングプランナー ポイント

花嫁の手紙は 『導入→エピソード→結びの挨拶』を意識するようにしましょう。

また時間は2~3分におさまるよに調整するのも大切です。

堅くなり過ぎないように、あえて方言を使うのもいいでしょう。

 

一番重要なのは「ゆっくりと よく聞こえるように」読むのが大切です。

泣いてしまうこともあると思いますが、気持ちを落ち着かせて、内容がしっかり伝わるようにする事が重要です^^

あなたの結婚式が、とても素敵なものになりますように♡

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HappY

口コミNo1の結婚式場で働いていた元ウェディングプランナーです。 ウェディングドレスショップで働いたこともあり、100件を超える結婚シーンに立ち会ってきました。妊娠・出産のため退職しましたが、現在はプランナー経験を活かせるサイトを運営して、皆様の思い出に残る結婚式演出の提案をしています。 私自身が自分の結婚式で妥協して後悔した経験がありまして、その分を次の人へアドバイスしたいという想いで情報提供しています。